キドニー・グリル
キドニーとは英語で「腎臓」を意味します。BMWにキドニーグリルが採用されたのはBMW初のオリジナルモデル「303」(1933~1934年に生産)が最初でした。それから80年以上もデザインを変えながらもBMWの名を冠する車には必ずキドニーグリルが採用されています。フロントグリル(ラジエーターグリルとも呼ばれます)が車のボディに採用されたのは、ここから空気を取り込んでエンジンを冷却させるためでした。水冷エンジンが主流になってからは、ラジエーターに走行風を当て冷やすための装備となっていますね。BMWは一目でBMWだとわかるキドニーグリルを常に採用し続けてきました。もちろん、時代のトレンドも取り入れています。しかし、80年前もから受け継がれたデザインも大切にし続けているのです。